辞表
From: nyasi
Sent: 2017.05.07 15:59
To: SKT, 

ひとり夜風を浴びて、火照った身体を冷ましていた。月が朧気に明るい夜だった。
遡ること数分前、執拗に責め立てる触手のようなフリートにCycloneをイかされた( Kill: nyasi (Cyclone))俺は、不満げにタバコを燻らせていた。
悔しい絶頂を強要された後の俺は、汚された心を忘れたくて疼いていた。
Stacmonで物理的にも精神的にも精気を失いかけていた俺は、コープハンガーからお誂えのMoaを乱暴に取り出し、Ostingeleに亀頭を向けた。
己を奮い立たせようと、アライン中に激しく自己発電をした。しかし虚しいことに、俺のMoaは萎えきってしまっていた。Placidの星々が俺を嘲り笑っているように思えた。
Ostingeleのゲート前に到着すると、そのゲートにはこう刻まれているようだった。「この門をくぐるものは一切の望みを捨てよ」と。
数分前に俺をイかせた奴らはまだ残っているだろうか。奴らは俺のイき方を嘲笑しているだろうか?
いきり立っていた俺のCycloneが、激しいセルフバーニングを繰り返す度に萎えていく様をまじまじと見られていたかと思うと、悔しくも達してしまった現実がフラッシュバックする。俺は確かに達したのだ。何隻もの艦に責められ、俺はイったのだ……
StacmonからOstingeleにジャンプするほんの一瞬に、俺は遣る方無い一連の絶頂を追体験していた。
 
 
Ostingeleのゲートをくぐると、俺自身から急に熱を感じた。ゲートとの距離、オーバービュー、Localの人数、それらを一瞥する度に俺の股ぐらは“了解”していった。
状況を理解するのにかかる時間は一刹那もかからなかった。
幾多の“待ち・受け”の手の中で最も月並みだが、様々なモノが激しく絡み合うこの「ゲートキャンプ」は、俺の好物であった。
俺は2008年の5月にこのEVE宇宙で産湯をつかって爾来、約298回射精している。そのうちの何割かは「ゲートキャンプ」で射精していた。
胸がときめいた。失意の中にある俺を慰めてくれる奴が、見えている限り二人もいる。
呼吸が乱れていくにつれて、俺自身はこれまで以上にいきり立ち、ゲートジャンプ後のクロークを突き破ってしまっていた。
その感触を得たのも束の間、俺を待ち伏せていた二人組は唐突に愛撫のゴングを鳴らした。
DisrupterとWebがねっとりと俺のMoaに絡みつく。俺の方は準備万端だった。Invulを起動し、いつでも受け入れるつもりだった。
すぐさま、LokiのAuto CanonがMoaの尻を撫でた。危うくイくところだった。だが奴もSentryGunに激しく尻を叩かれている。そのスパンキングに便乗しようと考えたが、Lokiに激しく責められているなかで俯瞰してみると、ExeqrourがLokiにリペアを挿入していた。
俺はすぐさま股間の矛先をExeqrourに向け、NeutronBlasterとWebとScramを高速でシゴいた。Lokiの愛撫は激しさを増していたがそれどころではなかった。
Lokiに撫でられて赤々と火照っているMoaの尻を向けて誘うと、Exeqrourは我慢できずに近づいてきた。こうなれば俺が責める番である。Blasterで激しく突いた。タレットは3.07/sの早さでピストン運動を繰り返している。
もうイきそうだった。宇宙に新たなミルキーウェイを築くのも時間の問題だった。
フィニッシュに向けて一心にBlasterをシゴこうとしたその瞬間、ギッチギチに膨れあがっている俺のMoaは突如その運動を静止させられた。
射精の衝動を強引に中断させたのはFalconだった。奴のECMは俺の股間をギュッと縛り付けた。俺はおあずけを食らい、ただひたすらLokiに尻を撫でられている哀れなMoaに成り下がっていた。
とはいえこのLokiに尻を撫でられるだけで達する俺ではない。ShieldBoosterをグルグルと回し、イかされるのを堪えた。
俺はイけず、そしてイかされない。そうした不毛な循環は次第に互いを萎えさせていき、いつしか幕が閉じた。
失意の中Stacmonの本社に戻った俺は、カプセルの中でひっそりとオナニーをした。
おあずけをくらっていた俺は早々に達した。はっきり言って、スゲー気持ちよかった。刺さっているインプラントが破裂しそうなくらい、眩しい射精だった。
俺はこうして独り呟く。「グッド・ファイト」と。

https://youtu.be/cOY0PXvhxCg?t=3m36s